All Nippon NewsNetwork(ANN)
東京では来月1日から飲食店などの時短要請が23区以外で解除されます。しかし吉祥寺にある飲食店は、ある不安を抱えて悩んでいました。 都知事は新たな警戒を呼び掛けています。東京都によりますと、今月31日に分かった感染者はちょうど100人。これで1週間、100人以上が続いています。
耳に心地良い肉の焼ける音。いまだ予断を許さない感染状況は続きますが、東京都は来月1日から飲食店などへの時短営業の要請を「23区外」に限って解除します。通勤や通学で毎日約65万人もの移動が見られる東京23区と武蔵野市や八王子市などの市部。特に、市部では日々55万人もが23区内と往復していて、「仕事帰りに立ち寄るお客さん」が増えることは当然、それだけ感染リスクも高まります。
ホルモン焼き道場蔵吉祥寺店の営業時間は午前4時まで。
ホルモン焼き道場蔵吉祥寺店・曽根一樹店長:「やっぱり夜の街といわれてますけど、そういった方も深夜の方が圧倒的に来ますし。お酒を飲んでいると、(感染の)意識も薄れてくるのかなというお客様もいらっしゃるんで…」
とはいえ、来月1日に向けて割引キャンペーンを行うなど、売り上げに対する期待は高まっています。
一方、時短営業要請が15日まで延長することになった23区内。先月の取材で現状を嘆いていた新宿区のスナック「ぶらんか」のママ。これまでも休業要請や感染防止対策など都の指示に従っていましたが、さすがにこれ以上は難しいと、24時までの営業に踏み切りました。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース